鎖骨骨折の特徴や症状、治療方法について解説

こんにちは。

スポーツ外傷・スポーツ障害、交通事故治療も行っている新座市のにいざ接骨院　志木駅前院です。

にいざ接骨院では、骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲の治療を行っています。

（骨折、脱臼は初回の応急処置のみで後療・リハビリについては医師の同意が必要です。）

※仕事中のケガは、労災保険。バイクや自転車、車の追突事故などの交通事故治療は自賠責保険。日常生活中のケガやスポーツ中（部活やクラブ活動）のケガは健康保険。

今回は、スポーツ選手に多く発生する『鎖骨骨折』についてお話したいと思います。

スポーツ中に起こりやすい骨折ですが、幅広い年齢の方に発生し、偽関節（ぎかんせつ）は稀ですが、変形治癒をしやすいのが鎖骨骨折です。

そんな、鎖骨骨折の発生理由や症状、似たような症状のケガについてお話しします。

鎖骨骨折の発生機序｜にいざ接骨院　志木駅前院

• バイクや自転車の転倒
• 交通事故で車にはねられて受傷
• 柔道で投げられて手をついた
• ラグビー、アメリカンフットボールでタックルされて転倒

など鎖骨骨折は、転倒した時に手をついたり、肩をついたりして発生しやすいケガの一つです。

小児などは、不全骨折（ふぜんこっせつ）と言って、完全に折れていないヒビのような骨折になりやすいです。

成人や高齢者では、完全に折れやすく第三骨片を有するものが比較的多い骨折です。

症状｜新座市のにいざ接骨院　志木駅前院

鎖骨骨折で骨折しやすい部位は、鎖骨の中・外1/3の境界部に起こりやすいです。また、折れたところを押すと強い痛みを訴えます。

骨折した人見た目の違い（変形や内出血。腫脹）、痛みで手を動かせない、手を上げることが出来ないなどの症状があります。

鎖骨骨折をすると痛みをかばった姿勢・体勢をとります。（疼痛緩和肢位）

その姿勢とは、痛めたほうの鎖骨側に頭を傾けて反対の手で痛めた手を支える姿勢になります。

この理由として、鎖骨骨折をすることで腕の重さで引っ張られたり、筋肉による引っ張りで折れた場所に負担がかからないようにします。

鎖骨骨折と似たようなスポーツ外傷での肩の痛み

鎖骨骨折以外にも、発生機序が同じように転倒で肩へ痛みを感じるケガがあります。

転倒したときに、この下記の2つの肩のケガも起きやすいです。

• 肩鎖関節脱臼

肩鎖関節脱臼では、鎖骨の外側で肩峰と鎖骨の関節である肩鎖関節部で靭帯損傷が起こり脱臼します。

その際に、上下にずれるため肩鎖関節部を上から押すと痛みがあったり、動いたりします。

• 肩関節脱臼

肩の脱臼は、見た目で三角筋と呼ばれる肩の外側が凹んで見えたり、手を上げると上げにくい（弾発性固定）などの症状があり、鎖骨部を押しても痛みはありません。

治療方法｜にいざ接骨院　志木駅前院

鎖骨骨折の治療方法は、まずは、骨折したところの徒手で整復をします。

そして、骨折した場所をもとに戻してから整復した骨がずれないように固定をしていきます。

新座市のにいざ接骨院　志木駅前院では、整復の応急処置をして三角巾や包帯で固定して近隣の整形外科のご紹介しています。

整骨院で鎖骨骨折の治療をする場合には、一度、整形外科の先生にレントゲン検査などをして診てもらいその後の施術の同意をいただけたら整骨院で治療を続けることが出来ます。

また、症状や患者さんの今後の予定によっては観血療法（かんけつりょうほう）の手術する方がいい場合もあるので、担当の医師と相談して決めてもらいます。

もし、手術をしないで鎖骨骨折を治療する場合は、当整骨院にある超音波骨折治療機器（オステオトロン）を使って骨折の癒合を早めるように電気治療をしていきます。

まとめ｜にいざ接骨院　志木駅前院

鎖骨骨折についていかがでしたか？

小児から高齢者まで起こる骨折で、みなさんにも起こる可能性のある骨折です。

また、スポーツをしている人は接触などして転倒することも多く発生しやすいです。

もし、転倒後に肩の痛みや見た目で左右に違いがあるようでしたら、新座市のにいざ接骨院　志木駅前院までご連絡ください。

診療時間外でもご連絡いただければ、対応可能でしたら時間外でも対応させていただきます。