スポーツ中に起こるケガで多い足関節捻挫!基本のテーピング
新座市の志木駅南口から徒歩1分にある《にいざ接骨院 志木駅前院》です。
今回は、足首の捻挫をしたときにするテーピングについてお伝えします。
足首の捻挫をしたときは、実は、骨折をしている場合もありますので足が付けないような症状であれば無理せずに安静にしていてください。
捻挫をして治りかけで運動を再開したい人、接骨院やトレーナーさんに教わったけど、どうやってテーピングをしたらいいか分からない人に少しでも参考になればと思いご紹介いたします。
※足首の捻挫について詳しくはこちらをご覧ください⇒スポーツをしている人が多く怪我する足関節捻挫について
足関節捻挫固定方法
≪使用するテープ≫
アンダーラップ、ホワイト38mm
※足が大きい男性などは50mmを使用しても大丈夫です。
最初に、おおまかな手順を書きます。
- 1.アンダーラップで肌の保護
- 2.最初のアンカーテープ
- 3.スターアップ
- 4.ホースシュー
- 5.サーキュラー
- 6.ヒールロック
- 7.フィギアエイト
- 8.最後にアンカー
アンダーラップ
テーピングで固定する時に最初にアンダーラップを巻きます。
目的→肌の保護・使用後に剥がしやすくする為。
巻く際のアンダーラップのテンションは少し光るぐらいのテンションで行う。
基本は、足首(外果)から指4本分ほど上から巻き始めると良い。
足の形状にそって均一にテンションをかけて巻いていく。
【注意点】
①隙間ができてしまうと、皮膚(肌)が保護できないので隙間を作らない。
②アンダーラップが厚すぎるとテーピングの固定力が低下する。
③アンダーラップを持ち替える際に、引っ張っている強さが変わらないように注意する。(しわやたるみに繋がるため)
1.アンカー
アンダーラップを巻き終えたら次はアンカーテープです。
ホワイトテープ(38mm)を使います。
目的→テープの巻き始めと巻き終わりになる。巻いたテープがずれたり剥がれないように固定する。
アンダーラップから半分出るように貼る。足の中足部は、第5中足骨基部の真ん中を通るように貼る。(足の小指側の真ん中付近に膨れている場所)
下腿部(ふくらはぎ)は、アンカーテープを2本で半分くらいずらして貼る。足の中足部はアンカーテープは1本で良い。
【注意点】
①皮膚とテープの間に隙間ができてしまう為。足にそって斜めに貼ることを意識。
②貼る時は、左右から始めるのではなく、下から上に包むように巻く。
(左右で巻き始めてしまうと皮膚がその方向に引っ張られてしまう為)
スターアップ
目的→足の内反・外反の制限
内くるぶしのてっぺんにテープの外側がくるように、踵に向かい踵を通って、外くるぶしの上まで巻く。テープの貼る位置は、アンカーのホワイトテープまで。
1本目のテープより1/2から1/3ずらし、同様にもう1本・2本と前方に貼る。
【注意点】
①1本目だけ外くるぶしにいく時に強く引っ張る。2本目以降は1本目より引っ張るとしわが出来てしまう。
②クロスのスタートアップの場合は、踵を通る時に、1点で重なるように貼る。
③動きやすいようにクロスで貼る時は、前面と後面では正中線を超えないようにする。
クロスで貼るときは固定力が弱くなるが動きやすい。(バスケットボールやサッカーなどの足首を前後に動かしたいスポーツに最適)
ホースシュー
目的→踵を固定し、足首のブレを防ぐ。テープが皮膚から浮かないようにし、スターアップの密着性を高める。
踵を中心にU字型に巻きます。1本1本を真っ直ぐ伸ばした足に対して垂直になるように巻く。2本目は2分の1以上上方にずらし巻いていく。
【注意点】
①基本的に外側から内側に貼る。その方が内反制限がかかりやすい。
②最低3本以上貼る
サーキュラー
目的→スターアップがずれないように固定する。足首に均一に圧迫をかける。
ホースシューが内くるぶしを少し超えるあたりから、足首を一周するように巻きます。
下腿のラインを考慮し、テープの角度を徐々にやや斜めに向かうように変えていく。
【注意点】
①前方を少し空けて貼ると底背屈しやすく動きやすいため競技によって貼り方を変えてもOK。
バスケやサッカーなどは、この方法の良い人が多いです。
ヒールロック
目的→踵の骨が左右にずれないように保護する。踵を固定することで、足首の横曲げ(内反・外反)と捻りを制限する。
スネの前面を起点に、足首内側に向かって斜めに巻き、内くるぶしの上を通す。アキレス腱を斜めに通り、踵の外側を巻く。
踵を斜めに通して足の甲まで巻き上げて完成。
逆もこれと同じような手順で行う。
【注意点】
①踵の側面を斜めに通るように巻く。
②踵の裏を貼るときに手首の返しを使って貼るときれいに貼れる。
フィギアエイト
目的→関節の固定力を高め、足関節の底背屈の動きを制限する。前後のブレを防止し、安定させる。
外くるぶしの上から足の甲と通り、足の裏に対して垂直になるように一周巻く。土踏まずを通し、足首前面の真ん中で交差させる。そのまま踵のラインに対して垂直になるように足首を一周巻いて完成。
【注意点】
①足の甲の外側(第5中足骨基部付近)をきつく貼ると痛みを訴える人が多い。
最後にアンカーを巻く
【注意点】
①最後のアンカーは最初に貼ったアンカーの1/2~1/3ずらして肌にくっつかないと意味がない。
②最後に足底を確認して貼れていない所がないかチェック。あれば補修する。
足首のテーピングについてご覧いただきいかがでしたか?
テーピングは、人それぞれ足の大きさや形が異なります。また症状によって固定力を変えることも大切になります。
ですので、きつくテーピングをすればいいわけではありません。無理に引っ張ったりするときつくなりすぎて血流障害が起こるので痛みなど感じるようであれば注意しましょう。
テーピングは、より多く正確に貼ることでだんだん上手くなりますので足首のテーピングをよく使う人は上記のポイントを意識して貼ってみてください。
また、テーピングをして固定力を上げて安定感など欲しい場合は、貼る本数や貼り方によって変えることが出来ますが毎回やるのが面倒くさい人もいます。
そんな人は、スポーツ用品店や接骨院などで売っている足首のサポーターを購入して使うといいでしょう。
サポーターですと簡単に取り付けが出来てサポーターの種類によってはプレートなどが入っていてしっかり固定してくれるものもあります。
もし、サポーターについてわからないことがあれば接骨院やスポーツ用品店に行き相談してみましょう。
また、足首を捻挫して痛みがある人、急にスポーツ中に足首を捻ってしまった人は、早めににいざ接骨院志木駅前院にご連絡ください。早期処置をすることで早期回復に繋がります。
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