ロコモティブシンドロームについて
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略で主に腰や膝、股関節などの骨や関節、筋肉、神経といった運動器のいずれかまたは複数に障害が起きたために介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなっている状態を言います。
現在、ロコモは予備軍を含め約4700万人いると言われています。
ロコモの放置は要介護、要支援に繋がる
ロコモになる大きな原因は、加齢による筋力の低下、膝や股関節、腰の関節の軟骨がすり減る変形性関節症、骨粗鬆症などと言われています。
20代でも腰や関節に痛みを感じる方は多くいらっしゃいます。
加えて運動不足を感じていればそれは、ロコモの始まりかもしれません。
若いからと言って油断はできないのです。また、女性の場合は、閉経を迎える40代後半から50代にかけて腰や膝、股関節などの運動器に違和感を感じることが多くなると言われています。
それを単なる加齢と思うのは危険です。
そのような状態を放っておくと症状が進行し、違和感や痛みから運動不足になりさらに筋力の低下を招きます。
筋力が低下することで腰や膝、股関節周りの運動器にさらに負担がかかるという悪循環が生まれます。
こうして介護が必要になったり寝た気になっていくリスクが高まるのです。
平成22年厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要支援、要介護になった主な原因として運動器の障害23%、脳血管障害22%、認知症が15%と大きな割合を占めています。
ロコモとメタボの関連性
メタボは一般的によく聞くことになりますが、ロコモによって運動量が減り内臓脂肪が過剰に増えメタボに陥りやすくなります。
また、ロコモやメタボが原因で運動機能が低下し、転倒による骨折や怪我などのリスクが増えます。
ロコモやメタボだからと言って必ず認知症になるわけではありませんが骨折などの理由で寝たきりになりそこから認知症を発症するケースが少なくありません。
寝たきりや要介護を防ぐためには、メタボだけでなく運動量に大きく関わるロコモにも注意が必要と言えます。
ロコモの予防について
ロコモを予防するためには、持久力や筋力といった体力の維持向上はもちろん 生活機能の低下や生活習慣病のリスクを下げるために運動の習慣をつけることが大切です。
厚生労働省では30分以上の運動を週に2回行うことを推奨しております。また、今より10分プラスした運動を同時に推奨しています。
自宅の家事などで雑巾がけや窓拭き、布団の上げ下ろし、洗濯を干すような少し大変だなと感じる家事、エクササイズや次に紹介する ロコモトレーニングを行うといいでしょう。
ロコモチェック方法は、自身のロコモリスクが簡単に判定できます。
認知を高めるためにも有効な方法ですので是非チェックしてみてください。
ロコモ チェック
普段の生活からロコモの可能性をチェックできますので下記をチェックしてみてください。
- 片足立ちで靴下を履けない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 横断歩道を 青信号で渡りきれない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2キロ程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
- 家のやや重い仕事が困難である、掃除機の使用 布団の上げ下ろしなど
上記 チェック項目に当てはまったら次のことが考えられます。
- バランス能力の低下、筋力の低下
- 筋力の低下、運動器同士の連携の悪さ
- 膝の病気の可能性
- 歩行能力の低下による歩行速度の減速
- 持久力の低下、腰や足の血管の病気の可能性
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