子どもに多い膝の痛みのオスグット病とは？治療から予防法までご紹介

新座市のにいざ接骨院 志木駅前院です。
突然ですが『オスグット・シュラッター病』と呼ばれるスポーツをしている学生に好発する膝の痛みを知っていますか？

バスケットボールやサッカー、バレーボール、陸上競技をしていてお子さんで膝の前が痛みと訴えていませんか？
オスグットシュラッター病は、運動をしている8歳から15歳くらいの男の子に多く発生する膝のスポーツ障害です。

ご自身でスポーツをしていたり、お子さんがスポーツをしていると、オスグット・シュラッター病の言葉を1回は聞いたことがあると思います。

今回は、そんな膝の前が痛い『オスグット・シュラッター病』についてご説明いたします。
ご家族、周りのお子さんでスポーツを活発にしていて、膝の前が痛いと訴えている方がいたら、ぜひチェックしてみてください。

オスグットシュラッター病とは？｜にいざ接骨院 志木駅前院

膝の痛みがあるオスグットシュラッター病とはどんなスポーツ障害なのかご説明していきます。
オスグットシュラッター病とは、運動をしているお子さんで『膝のお皿のすぐ下のところ』に痛みや腫れを訴えます。

大腿四頭筋（だいたいしとうきん）と言われている太ももの前にある大きい筋肉が、膝関節の前を通り膝のお皿のすぐ下にある脛骨粗面（けいこつそめん）というすねの骨に腱となり付着します。

成長期の子どもは、体が成長する過程で筋肉や骨も大きくなります。

骨の太さや長さの成長とともに筋肉も成長しますが、筋肉の柔軟性のないまま骨の成長が進むと膝の下にある脛骨粗面に強い引っ張る力が働き、付着部をはがすようにして脛骨粗面部に痛みが起こります。

オスグットシュラッター病は、運動をたくさんしている小学生や中学生の特に男の子に好発する膝のスポーツ障害のケガです。

すねの痛みを感じるシンスプリントと同じように、オスグット病は、成長期でスポーツをしている学生に多くみられる膝のケガですので、成長痛と間違われやすいです。

※すねの痛みが気になる方はこちらをご覧ください⇒シンスプリントかも？症状から治療期間、治療方法をご紹介からご覧ください

オスグットシュラッター病の原因｜にいざ接骨院　志木駅前院

10歳前後のお子さんにくみられるオスグットシュラッター病ですが、下記のような原因で膝に痛みを多く発生します。

• 股関節やお尻の筋肉の柔軟性の低下
• 姿勢不良（猫背姿勢や反り腰）
• 骨盤のゆがみ
• 身体の使い方が悪い
• オーバーワーク

この中でも、オスグットシュラッター病の膝の痛みの原因は、姿勢と柔軟性の低下だと考えます。
それ以外にも、練習のやりすぎであるオーバーワークで身体が耐えきれなくなり、疲れが溜まり硬く柔軟性の低下した大腿四頭筋で脛骨粗面を牽引して起こります。

さらに、姿勢不良、骨盤のゆがみがあったり、身体の使い方が上手に出来ていないと、同じところに負担がかかりオスグットシュラッター病になります。

オスグットシュラッター病の主な症状｜にいざ接骨院　志木駅前院

オスグットシュラッター病の主な症状はこのようなものがあります。

症状が軽度の場合

• 運動後に膝の前が痛い
• 膝の前を強く押すと痛い

症状が中等度から重症になると

• じっとしていても膝が痛い
• 膝を軽く曲げるだけでも痛い
• 走っていても膝に痛みがある
• 膝のお皿の下の腫れている
• 寝ていても痛みで起きてしまう。
• サポーターやテーピングをしても痛みが良くならない

オスグットシュラッター病は、脛骨粗面(膝のお皿の下)に強い痛みと見た目も左右で比べてみると腫れて見えます。
オスグットシュラッター病の初期では、練習後の膝の痛みや違和感ですが、我慢すればスポーツを続けていると症状が悪化することがあります。ですので、スポーツ用品店やネットでサポーターを買ってつけたりテーピングをして整骨院や病院に行かずに痛みを我慢して練習を続けている人も少なくないです。

もし、膝の痛みが練習後だけでなく、練習前、練習中や日常生活中にも感じるようであれば練習を中止して新座市のにいざ接骨院　志木駅前院にご相談ください。

オスグットシュラッター病になった時の対策と予防

オスグットシュラッター病になった時の治療方法と予防法、応急処置方法についてご説明いたします。

簡単に誰でも出来るケガの応急処置で大切なRICE処置を行いましょう。
安静・アイシング・圧迫・挙上の4つです。
※ケガした時の応急処置のＲＩＣＥ処置について⇒RICE処置

運動を中止する
オスグットシュラッター病になったの治療方法で一番いいのは、運動を中止して安静にすることです。
膝の痛みを訴えることが続いたり、急に強い痛みを訴えた時には、新座市のにいざ接骨院　志木駅前院にご連絡ください。

膝の痛みを見て、オスグットシュラッター病かそれ以外の膝のケガか当接骨院で検査を行い、適切な治療やご自宅でも出来るセルフケアをお伝えします。

運動中・後のケアは欠かさずに行う
もし、大事な試合、大会などですぐに運動を中止することが難しい人もいると思います。
そんな時は、膝の痛みが軽度の場合だったらしっかり治療や自宅でもケアをして悪化させないようにしましょう。

スポーツ中は、テーピングや膝サポーターを使って膝にかかる負担を減らし悪化を防ぎます。
当接骨院でも、オスグットシュラッター病によく使われている膝サポーターをご用意しております。

膝のサポートは、接骨院や整形外科でも取り扱いしている場所もありますが、最近は、ネットやスポーツ用品店でもすぐに買えると思います。

新座市のにいざ接骨院　志木駅前院にスポーツ用のテーピングをご用意をしており、お子さんの症状に合わせたテーピングを貼ります。

当接骨院に来れない人で運動をする人には、簡単な膝のテーピングの貼り方などをお伝えします。
テーピングやサポーターをして痛みを軽減しても、オスグットシュラッター病が治ったわけではありません。

あくまでも一時的に脛骨粗面にかかる負担を減らして膝の痛みを抑えているだけです。

オスグットシュラッター病でスポーツを続ける場合は、運動前にテーピングをして、運動後に膝の前をアイシング、太ももの前の筋肉である大腿四頭筋が硬くなっているので膝に負担がかからないようにストレッチやマッサージをして筋肉をほぐしましょう。

新座市のにいざ接骨院　志木駅前院では、マッサージや電気治療、アイシング、ストレッチ、鍼灸治療、テーピング処置などで施術し
膝の痛みを抑えながら、太ももの前の筋肉の固さをとれるように治療します。

まとめ｜にいざ接骨院　志木駅前院

オスグットシュラッター病の原因や症状、治療方法、対策、予防方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか？

日本の運動しているお子さんで5人中1人がオスグットシュラッター病で悩んでいるようです。
もし、お子さんが膝の前に痛みを感じたら早めに応急処置をしてお体のケアすることが早期回復、競技への早期復帰に繋がります。

新座市のにいざ接骨院 志木駅前院では、治療期間を出来る限り短くなるように治療を行います。

最初の問診時にお一人お一人のお身体の確認して猫背や骨盤のゆがみ、関節の硬さ、筋肉の柔軟性低下に対してオリジナル矯正を行います。

膝の前の痛みに、超音波治療やハイボルトやマイクロカレントでの電気治療、冷やしたり温めたりして疼痛緩和と血流改善を行います。

また、硬くなった大腿四頭筋に対して鍼灸治療やマッサージでほぐして、ストレッチで柔軟性を高めます。
再発防止のために体幹トレーニングや臀部のトレーニングを指導して筋力トレーニングを行います、

膝の痛みを感じながらスポーツを続ける人は、膝にテーピングやサポーター着用を指導います。
自宅で行える微弱電流機器をレンタルしてご自宅で治療して治療期間を短縮出来るよう貸出しています。

もしも、問診時にお子さんの膝の前の痛みを確認して、症状が悪い場合には、スポーツ選手のアスリートをみている膝のケガに詳しい整形外科をご紹介いたします。

その他、バスケットボールやサッカー、バレーボール、陸上競技などのスポーツによる体の痛みや気になる症状があれば新座市のにいざ接骨院　志木駅前院にお任せください。

※太もも裏や太ももの前、ふくらはぎに運動中痛みを感じたらこちらをご覧ください⇒肉離れについてご紹介