太もも裏や太ももの前、ふくらはぎに多い肉離れについてご紹介

運動中にふくらはぎや太もも裏、太ももの前の筋肉に痛みを感じる『肉離れ』というケガをご存知でしょうか?
肉離れは、スポーツ中はもちろん、お子さんの運動会に参加された保護者の方が急に走っていて痛めることがあります。

運動会などのリレーなど走る種目で肉離れをすると突然足が動かなくなり、歩くと痛みを感じたりします。
普段運動をしていない人の場合、準備運動をしていなかったり、急にジャンプやダッシュなどの動きをした時に肉離れを起こしやすいです。

普段からスポーツをされている方でも肉離れは起こります。その場合、筋肉の使い過ぎ体の使い方に問題がある方は多いです。

今回は、普段運動している人でも、急に運動した人でも起こりやすいケガの肉離れとは何かについてご説明いたします。
肉離れの症状、治療期間、再発予防のための対策について解説します。

最近運動を始めたという方や、始めようとしている方、普段からスポーツをされている方で肉離れをよく繰り返している方は、ぜひ最後までご覧ください。

太ももやふくらはぎに多い肉離れとは?

はじめに、肉離れついてご説明いたします

肉離れとは、筋肉繊維が部分的に断裂もしくは完全に断裂したケガいいます。
肉離れは、正式には『筋挫傷』と呼ばれています。

肉離れは、ふくらはぎや太もも裏、太ももの前などの下半身の大きな筋肉に起こりやすいです。
特に、走ったり、切り返したり、ジャンプなどの強い力を使う動きをするスポーツで起こります。

肉離れを起こした瞬間に『プチッ』というような音を感じる方もいらっしゃいます。重症の場合、筋繊維が完全に断裂して痛みが強く動けなくなることもあります。

筋繊維を痛めたことで強い痛みを感じます。
肉離れをして部分は、見た目が凹んでいたり、内出血が見てわかることがあります。

内出血に関してはすぐにわからずに2.3日して徐々に出現することがあります。
時間が経つにつれて赤から黄色くなるので、時間の経過とともに変化します。

肉離れの症状

スポーツ中にふくらはぎを肉離れ

肉離れの症状についてご説明いたします。
肉離れは、痛めた重症度によって症状が異なります。

軽度の肉離れ(筋線維の微小な損傷)

  • 歩いていてツッパリ感や違和感、不快感
  • 痛めた部位を強く押すと痛い
  • 膝や股関節を曲げたり伸ばしすると痛い(太ももの場合)
  • 足首や膝関節を曲げたり伸ばしすると痛い(ふくらはぎの場合)


症状の軽い肉離れでは、そこまで激痛はないです。ですので筋肉痛かな?と感じる方も多くいます。

歩いている時に軽い痛み、違和感を感じるものの、日常生活中に支障があまりない人もいます。

ただし、肉離れが軽度であったとしても肉離れには変わりありませんので、応急処置にRICE処置の安静、アイシングなど適切な治療が必要となります。

中等度の肉離れ(筋線維の部分的な断裂)

  • 歩いていても痛い
  • 軽く押しただけでも痛い
  • 見た目で皮下出血(内出血)が反対と比べてある
  • 見た目や軽く触ってみる腫れている(腫脹)
  • 肉離れした部位に凹みがある(陥凹触知)
  • 肉離れした部位を触ると温かい(熱感)

肉離れが中等度になると、歩いていても痛みを感じることがあります。

歩いていて痛いので、もちろんスポーツをしたりが出来なくなります。

もし、その状態でスポーツを続けていると肉離れしていない場所に負担がかかり、別の場所をケガするリスクが高くなります。

また、症状に中等度にもなると筋繊維からの出血が起こり、見た目でも内出血が現れたりします。

中には、肉離れしたところが凹んでいたり、腫れていてデコボコしたような見た目になります。
もし、このような症状見た目でもわかるようであれば、安静にして早期に新座市のにいざ接骨院志木駅前院にご連絡ください。

重度の肉離れ(筋線維の完全断裂)

  • なにもしなくても痛い(安静時の痛み)
  • 広い範囲に皮下出血(内出血)
  • 肉離れした部位に大きな凹みあり(陥凹触知)

ここまで大きなケガで症状が悪い場合、なにもしなくても痛みあり、太ももの裏の場合椅子に座っていても強い痛みを感じます。

見た目にも皮下出血も広い範囲に見られ全体的に腫れている見た目をします。

肉離れになったら?適切な治療法

もし、そんあ突然に肉離れになったら、なにをしていいか迷ったことがありませんか?

「肉離れの処置って、マッサージをたほうがいいの?筋肉だからストレッチをした方がいいの?』いう疑問を持つのではないでしょうか。

肉離れをした場合は、筋線維が傷ついて痛んでいるので、マッサージやストレッチをしないしましょう

肉離れに限らず体を急にケガした場合は、炎症期呼ばれている受傷後72時間以内に炎症症状を抑えるために応急処置をしましょう。

  • ①Rest⇒安静
  • ②Icing⇒アイシング
  • ③Compretion⇒圧迫
  • ④Elevetion⇒挙上

※応急処置のRICE処置についてはこちら⇒ RICE処置

肉離れをして起こった炎症症状を抑えるために頭文字をとって『RICE処置』と呼ばれています。
こちらの応急処置は、スポーツ現場では当然のようにみなさん行っております。

簡単にご説明いたしますと、肉離れを起こしてしまったら、まずは安静にし、氷水などでアイシングして冷やします。
さらに、テーピングや包帯で圧迫固定をし、できるだけ高い位置に保つことです。

肉離れをしてから運動再開までの期間

肉離れを起こして運動を再開するまでの期間は個人差があります。
筋繊維の重症度によって異なりますが、
軽度の場合、1~3週間。
中等度では、4~8週間
重症の場合は、9~12週間かかると言われています。

※または、スポーツをされている人の中には、肉離れの重症度によって手術が必要な場合があります。

上記の期間で、痛みが落ち着いた時には、スポーツの再開に向けて適切なリハビリが大切になります。

理由としては、肉離れというケガは再発のリスクが非常に高いからです。

もし、適切なリハビリをせずに痛みが最初に比べて良くなったから再開すると、同じ場所を再発する可能性が高くなります。
ですので、運動再開までは慎重に治療とリハビリをしましょう。

肉離れの運動再開のためのオススメの3つの対策

肉離れの予防の整体やストレッチ

次に、肉離れをした後に運動再開するときにおすすめの対策を3つご紹介します。

【ストレッチ】
肉離れをして筋肉の繊維が硬くなり、治療期間中に関節を動かさないようにしていたためすごい硬くなっています。

痛みが良くなって硬くなったまま運動を再開すると、筋肉の伸び縮みが悪く再発しやすいです。

ですので、ストレッチをして痛めていない反対側と同じくらいまで柔軟性を取り戻しましょう。

ストレッチは、肉離れ以外のもスポーツ中に起こるケガの予防、練習後に行うことで疲労回復にもつながるため必ず行いましょう。

【テーピング】
肉離れで痛みが良くなって、運動を再開するときに筋肉に軽い痛みや違和感がある時は、テーピングをすることで運動中にかかるで筋肉への負担を軽減させます。

テーピングの効果で、筋肉の動きをサポートして肉離れした部位の負担を軽減させます。
キネシオテープなどをふくらはぎ、太ももの前、太ももの裏に症状と回復程度によって数本貼ります。

【筋力トレーニング】

肉離れを起こた部位である、ふくらはぎ、太もも前、太ももの裏はもちろん、臀部や体幹も同時にトレーニングを強化しましょう。

にいざ接骨院 志木駅前院の治療方法

新座市のにいざ接骨院 志木駅前院では、肉離れにこのようにして治療を行います。

  • 問診

肉離れになってしまった受傷機転や日時、ケガをしてからの応急処置内容や来院までの経過、部活や運動習慣の確認等

  • 検査

整形外科テストや肉離れの程度を判断するための検査を行います。

  • 説明

肉離れのケガの程度から今後の流れ、肉離れをした根本原因、にいざ接骨院志木駅前院での治療方法のご説明

  • 治療

当接骨院では、鍼治療微弱電流機器マイクロカレント治療超音波治療器を使った物理療法にて行い、痛みと動きの変化をみながらリハビリのための動療法を行います。

肉離れの重症度によってテーピングや包帯固定、松葉杖の貸し出しで免荷歩行ができるようにします。

  • 指導内容

自宅での過ごし方、ご自身で出来る対策、肉離れの再発防止のためのセルフケア方法のレクチャー、早期回復への栄養アドバイス等にいざ接骨院志木駅前院では、肉離れした原因やケガの程度、治療方法、再発防止のための方法をわかりやすくご説明いたします。

患者さんに、安心して肉離れの治療に集中できるように全力を尽くします。

まとめ

肉離れの症状や治療期間、運動再開時のポイントなどについてご説明いたしましたがいかがでしたか?
肉離れは、寒くなる季節に起こりやすいですが、運動をしているといつでも起こりやすいケガです。


肉離れを繰り返さないように、ストレッチトレーニングを行い柔軟性を高め筋力強化をすることが重要です。
さらに、適切な治療を行えば早期行うことで運動への早期復帰も十分に可能です。


新座市のにいざ接骨院志木駅前院では、肉離れの治療やケガの治療はもちろん行っています。
患者様が1日でも早く日常生活やスポーツに復帰できるよう、常に最善の治療をご提案致します。


また、当接骨院では肉離れ以外にも、慢性的な肩こりや腰痛への治療、猫背姿勢や反り腰などの姿勢改善等の施術も行っております。
お身体にお悩みを抱えている方は、お気軽にご連絡ください。

当接骨院には、肉離れ以外にも学生に多いすねの痛み『シンスプリント』で来院される方も多くいらっしゃいます。

すねが痛いシンスプリントについてご覧ください⇒シンスプリントについて

この記事を書いた人
柔道整復師の熊谷謙宏

にいざ接骨院志木駅前院の院長の熊谷謙宏です。21歳で柔道整復師の資格(厚生労働省が認定する国家資格)を取得し、業界歴は14年になります。『地元の埼玉県新座市で痛みや不調で困っている人をしっかりみられる接骨院』としてお役に立てればと思っております。

  • 鍼師の資格証
    はり師免許証
  • お灸の国家資格
    きゅう師免許証
  • 柔道整復師免許証
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