すねの痛みが気になる方はシンスプリントかも?症状から治療期間、治療方法をご紹介

新座市のにいざ接骨院 志木駅前院です。

今回は、運動をされている方であれば一度は聞いたことがある足のすね痛みの『シンスプリント』についてお伝えします。

2020年頃から新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間、デスクワーク作業が増えております。

そのこともあり、運動不足の解消にと体を動かそうとランニングやジョギングなどを始める方が増えております。

また、部活動やクラブ活動などの運動をされている学生さんで急に練習環境が変わる1年生や引退試合などや最後の大会が近づいている3年生の中に足のすねの痛みや違和感はありませんか?

慣れない運動をしたり、急に運動量が増えたり、休息を取らずに練習を続けていると足のすねを痛めてしまうことがあります。

そんな時に、急にすねの痛みが起こるシンスプリントの症状、原因、予防方法、治療方法から治療期間に加えて、よくシンスプリントと間違えてしまいやすい疲労骨折との見分け方とチェック方法などをお伝えします。

学生さんや趣味でマラソンなどされている方はもちろん、運動不足の解消やダイエット目的で急にランニングやジョギングを始めたという方も必見です。

足のすねが痛いシンスプリントとはなにか?

シンスプリントですねの痛み

ランニングやマラソンなど長時間走る足のすねに痛みを感じることはありませんか?

バスケットボールサッカー陸上競技中に走ると足のすねが痛みことはありませんか?

バスケットボールやサッカー、陸上競技などの走ることの多いスポーツをしているとシンスプリントになる方が多いすねのケガです。

まずは、シンスプリントとは、別名『脛骨疲労性骨膜炎』とも呼ばれます。

足の脛骨というスネの骨の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。

シンスプリントは、すねの周りの筋肉である、後脛骨筋長趾屈筋ヒラメ筋の3つの足の筋肉が関係おります。

特に4,5月など中学・高校の1年生が部活動を始める時期にシンスプリントになる方が多くいます。

シンスプリントとは、ランニングやダッシュ、ジャンプなどが多いスポーツをしている学生が足の骨膜に炎症が起こり、急に走るとすねが痛いと訴えます。

最初は、運動後に違和感や痛みを感じ、そんまま放置していると練習前、練習中、さらには日常生活で歩いていてもすねに痛みを感じます。

足のすねの痛みの感じ場所は、脛骨(足のすねの内側)のやや真ん中よりも下の方に痛みを感じることが多く、内くるぶしから指4.5本分上のところです。
鍼灸治療でよく使うツボの(三陰交)と呼ばれる足のツボになります。

すねの痛みのシンスプリントの症状

シンスプリントの痛む場所

シンスプリントはこのような症状が見られます。

運動中や運動後に、スネの内側のやや下の方にズキズキとした痛みが特徴です。

歩くとすねが痛い、ランニングやジョギング中に足のすねが痛い、激しい運動した後などになにもしていないのにすねが痛いことはあります。

初期症状では、すねの内側に不快感や弱い痛みが運動のアップ中などに現れ、運動中はあまり感じなくなり運動が終わるとすねに痛いを感じます。

シンスプリントは、なにもしないですねの痛みを我慢して運動を続けていると、スポーツ中だけでなく日常生活中にもすねに痛みを感じることがあります。

シンスプリントになる原因

シンスプリントになってしまう一番の原因は、すねの周辺にある筋肉の使いすぎです。

足の筋肉は、立っていたり歩いているだけでも体を支えるために使っています。
その筋肉が運動中に走ったり、ジャンプしたりするとさらに大きな負担になります。
このような動くを続けていると足の筋肉に大きなダメージがかかり、痛めてしまいます。

スポーツを頑張っている学生さんは、特に休息を上手く取れないで無理してしまうことがありシンスプリントは、大人よりも学生に多いとされています。

運動量の増加同じ動作の繰り返しによって、足のすねに付着している筋肉(ヒラメ筋・後脛骨筋・長趾屈筋)を使いすぎてしまい、

筋肉が硬くなり柔軟性が低下しすねの骨の骨膜を強く引っ張り骨膜炎を起こしシンスプリントになります。

それ以外にも、猫背姿勢、O脚やX脚、骨盤の歪み、肩や股関節、胸郭の可動域の低下、足首や膝関節の固さなど
シンスプリントは、すね以外に根本原因があり骨膜炎を起こす可能性があります。

シンスプリントの治療方法

シンスプリントの治療法として一番有効なものは『安静』です。

シンスプリントのように足の筋肉の使いすぎによって炎症を起こした場所には、『安静にする』という治療が一番有効なのです。

『安静にして休む』という治療法以外に代表的な治療方法として応急処置として有名な『RICE処置』が挙げられます。

RICE処置とは、シンスプリントだけでなく打撲、突き指、肉離れや捻挫などスポーツで起きるケガの治療として早期回復のためにご自身でも出来る応急処置の治療方法です。

R(rest)・I(ising)・C(compression)・E(elevation)と、4つの治療方法の頭文字をとって名付けられたRICE処置です。

『R』の安静・『I』の冷却・『C』圧迫・『E』挙上となっています。
4つの応急処置を少しでも早くすることで治るまでの治療期間が短縮され早く競技復帰することができます。

R(Rest)
シンスプリントによってすねの内側で骨膜炎を起こし、ズキズキとした痛みや腫れがある時に一番の治療方法は、練習を休むことです。

つまり『安静』が大切になります。

シンスプリントの痛みを感じたまま練習を続けることによってさらに炎症や痛み、腫れを強くさせます。


ですので、部活や運動をしていて練習後にすねの痛みや違和感を感じ「シンスプリントかも!」と思ったら、練習を中止しましょう。

ケガの程度によっては運動を続行できる場合もありますが、シンスプリントが重症だった場合は疲労骨折しているケースもあるので注意しましょう。

I(Ising)

整骨院でのシンスプリントの応急処置

安静が出来たら次にやる治療方法は『冷却』です。

腫れや炎症を抑える『アイシング』は、スポーツ中にケガをしたことがある方ならご存知の方も多いと思います。

シンスプリントになってしまうと、すねの痛みのところに炎症が起きていて、見た目でも腫れて見えます。

そのため、シンスプリントによって起こっている腫れを引かせる目的も含めアイシングを行います。

アイシングには腫れをひかせる効果だけではなく、痛みを抑えてくれる効果もあり簡単に出来る治療方法ですのでぜひやってみてください。。

アイシングの注意点として早く治りたいからといって、アイシングをすねに長時間行うと凍傷といった恐れがあるため気を付けましょう。

アイシングのやり方と目安としては、15分間アイシングをして、10分間隔をあけて、再度アイシングを行う。これを出来る限り繰り返して行ってください。

C(Compression)
安静・冷却を施し、次に行ってほしい治療方法が『圧迫』です。

患部を圧迫することでアイシングのように痛みを抑えたり、腫れをひかせる効果がありとても重要です。

圧迫するときに多く使われているものとして、包帯やサポーター、ギブスなどで患部の動きを制限しながら適度な圧迫を加えて固定します。
もし、圧迫が強すぎると血流が悪くなり圧迫した先が壊死したり、血行不良を起こしてしまうので注意しましょう。

E(Elevation)
最後に、RICE処置の『高く上げる』です。

痛みの出ているすねを心臓よりも高い位置に保つということが大切です。

就寝中やゆっくり出来るときは、意識して患部を高い位置にする治療方法です。

立っていたり、座っている、歩くときは、スネを心臓の位置よりも高い位置に保つというのはほぼ無理に近いです。

ご自宅でも出来る方法として、バスタオルや布団を丸めて、その上に痛めた足を乗せて置くという方法です。

仰向けで寝て、すねを心臓の位置よりも高く保つことにより、足の方に流れる血液の循環が改善され治療期間が短くなります。

上記4つのRICE処置の応急処置での治療法をまとめると、シンスプリントになった時は安静にして休む期間を確保してましょう。

そして、アイシングや圧迫、患部を高く上げるなどご自身でも出来る限りの治療を行い、すねの痛みや腫れを最小限に抑え治療期間を短縮しましょう。

シンスプリントの治療期間について

シンスプリントは、運動をやりながらだと治るまでの期間は長くかかります。

すねの痛みが少ない時でも安静にして休む期間があれば早く治すことができます。

治療しながら練習をしていると、治療期間は長くかかり、悪化してしまうとすねの骨の疲労骨折になることもあります。

ですので、痛みがある時は、早期に休む期間を作って治療をすることをオススメします。

シンスプリントの治療方法は、シンスプリントの原因となる筋肉をマッサージや電気、鍼治療などでほぐして緩めることによって
治療期間を短縮できます。

もし、「足のすねが痛くなりシンスプリント?」と感じたら早めに新座市のにいざ接骨院志木駅前院にご相談ください。

間違えやすい「疲労骨折」との違いと見分け方

シンスプリントですねが痛いレントゲン画像

何度かお伝えしているシンスプリントと同じような痛みのある知っておきたい大きなケガについてお伝えします。

シンスプリントとよく間違えられる大きなケガは『すねの骨の疲労骨折』です。

まず、疲労骨折の初期症状とシンスプリントの症状がよく似ております。

すねの疲労骨折は、シンスプリントのように痛みを感じる部位も似ていることから間違えられてしまいます。

シンスプリントはもちろん、疲労骨折であっても初期では、レントゲンに写らないことが多くシンスプリントと誤診されてしまいます。

シンスプリントか疲労骨折かを見分け方には、整形外科でレントゲン検査のほかにMRI検査超音波検査CT検査などの検査をして整形外科の先生が総合的に見て判断します。

MRI検査では、すねの炎症があれば画像としてわかるため有効な検査です。

「シンスプリントだからセルフケアやテーピングをして練習続けていたらすねの痛みは良くならず実は疲労骨折だった…。」なんてこともあります。

もし、疲労骨折だった場合は骨が良くなるまで長期間の運動が出来なくなります。

このような状態にならないように、すねの痛み、違和感を感じたら一度、新座市のにいざ接骨院志木駅前院にご相談ください。

当接骨院では、レントゲン検査やMRI検査も出来るスポーツ障害と得意としている整形外科さんへのご紹介もさせていただきます。

シンスプリントの予防方法

では、シンスプリントにならないための予防方法はどんなものがあるのか。

いろいろな根本原因がありますが、第一にすねが痛い部位に負担をかからないようにすることです。

運動靴やシューズがご自身に合っていないようであれば、スポーツ用品店などで自分の足の形やサイズを計ってもらい自分に合った靴に変えてみましょう。

ご自身のお身体に問題がある場合、主に、臀部の筋肉やインナーマッスルや体幹と呼ばれる体を支える筋肉の強化柔軟性の改善が大切です。

体の中でも大きな筋肉である臀部や体のバランスを安定させている体幹の筋肉に弱いと運動中に下半身にかかる負担が多くなるからです。

ジャンプやダッシュ、地面を強く蹴ったり、切り返しの時に、片足で支えて踏ん張ります。さらに、その片足のまま地面を強く蹴って上に前に動きます。

この動作の時に、筋肉がうまく使えなかったり弱かったりすると、バランスを崩して太ももやふくらはぎ、すねの筋肉である下肢の筋肉に大きな負担がかかります。

そして、股関節などの関節の柔軟性低下や骨盤のゆがみ、猫背姿勢などの骨格や柔軟性の問題があるとがあると、運動時に力が上手く使えなくなりシンスプリントの原因の筋肉に大きな負担がかかります。

にいざ接骨院志木駅前院の治療方法

4月、5月といった新入生に多く起こる『脛骨疲労性骨膜炎』のシンスプリントは、我慢して練習を続けていると痛みで思うように練習が出来なく、さらに
治療期間が長くかかったり、重症化すると疲労骨折となり治る期間がすごくかかるすねの痛みです。

もし、シンスプリントのような練習後や練習中にすねの痛みがご自身、あるいはお子様に対して、
新座市のにいざ接骨院志木駅前院は、治療期間を出来る限り短くするためにこのようなシンスプリントへ治療します。。

すねの痛みを感じる場所には、ハイボルトや微弱電流のマイクロカレントのような電気治療や鍼治療などして痛みの緩和を行い、

猫背姿勢、臀部の柔軟性の低下、骨盤のゆがみ、股関節などの関節可動域の低下があればオリジナル矯正や整体マッサージ、ストレッチやトレーニングなどを行います。

早期回復を目指して治療期間を少しでも短縮するために湿布包帯やテーピングなどの処置も大切です。

さらに、ご自宅で電気治療の出来るATminiと呼ばれるマイクロカレントの治療機器のレンタルも行っております。

新座市のにいざ接骨院 志木駅前院で、すねの痛みを診させていただいた時に、疲労骨折の疑いがあれば、レントゲン検査やMRI検査、CT検査が必要と判断した場合には、スポーツ障害に詳しい整形外科さんにご紹介もしております。

まとめ


すねの痛みのシンスプリントの原因・症状・治療方法に加えて、似た症状のある怖い疲労骨折ついてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

もし、足のすねが痛い、見た目が腫れていたりジャンプや走るとすねが痛い、運動前後だけでなく運動中や日常生活中もすねが痛いなどの症状があったり、
その他、スポーツによる症状も新座市のにいざ接骨院志木駅前院にお任せください。

当接骨院は、シンスプリント以外にも肉離れで来院される方も多くいらっしゃいます。

肉離れについてはこちらからご覧ください⇒ふくらはぎや太ももに多く発生する肉離れについて

この記事を書いた人
柔道整復師の熊谷謙宏

にいざ接骨院志木駅前院の院長の熊谷謙宏です。21歳で柔道整復師の資格(厚生労働省が認定する国家資格)を取得し、業界歴は14年になります。『地元の埼玉県新座市で痛みや不調で困っている人をしっかりみられる接骨院』としてお役に立てればと思っております。

  • 鍼師の資格証
    はり師免許証
  • お灸の国家資格
    きゅう師免許証
  • 柔道整復師免許証
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